注意:この記事で紹介しているコード・設定は、あくまで個人の環境で動作確認したものです。導入・使用は自己責任でお願いします。
前回はバグ潰しの話でしたが、今回は追加した機能の話です。剣の舞い(攻撃)・扇の舞い(防御)を自動で切り替えて、それぞれのスタンスに合った立ち回りをさせるようにしました。
初期状態はこうなっている
このバージョンから、ファイルをそのまま導入するだけで、細かい設定コマンドを何も打たなくても最初から動くようにしてあります。具体的には、アドオンが読み込まれた瞬間に以下の基本スイッチが自動でONになり、そのまま保存されます。
actions(自動化の大元スイッチ)ja(ステップ・フラリッシュの自動化)ws(ウェポンスキルの自動発動)autostance(剣の舞いの自動維持)
さらに、下記の項目もコード側の初期値として最初から入っています(すでに一度設定を保存したことがあるキャラだと、保存済みの値の方が優先されるので、後述のコマンドで上書きできます)。
wstp = 2500 通常WS発動のTP閾値
saberwstp = 1000 剣の舞い中専用のWS発動TP閾値
waltz = on / waltzpt = on / na = on 自己・パーティ回復とヒーリングワルツ
waltzhp = 75 回復発動HP閾値
minwshp = 1 WSを許可する敵の最低HP%(雑魚戦でも撃てるように低め)
samba = haste ヘイストサンバを自動維持
autocancel = on / cancelhp = 40 HP40%以下で剣の舞いを自動キャンセル
flourish3 = ternary Tフラ→WSの単発トリガーを使う設定
saberpattern = 1 剣の舞い中の連携パターン①
つまり、導入してすぐ剣の舞い⇄扇の舞いの自動切替、ワルツ回復、剣の舞い中の連携パターンまで全部込みで動き出す状態になっています。細かい数値を自分の環境に合わせて変えたい場合だけ、下のコマンド一覧から個別に調整してください。
HPを見て自動でスタンス切替
やることはシンプルです。剣の舞いのリキャストが明け次第、TPを待たずに即座に入ります(普段はアタッカーとして動き続けたいので)。
//dnc autostance on
その代わり、HPが下がった時の安全策は別に用意しました。自分かパーティの誰かのHPが閾値(cancelhp、デフォルト40%)を下回ったら、外部のCancelアドオンなどを使わずにAutoDNC自身が剣の舞いのバフを直接キャンセルします。これでワルツが撃てる状態に戻り、回復に専念できます。
//dnc autocancel on
//dnc cancelhp 40
扇の舞い自体は防御スタンスですが、今は後述する盾専念モード専用にしています。HP低下時にわざわざ扇の舞いへ切り替えるのではなく、「剣の舞いを解いて無スタンスに戻す」だけの方がシンプルだったので、そちらに統一しました。
剣の舞い中の立ち回り(連携パターン)
剣の舞い中はワルツが使えない(ゲーム側の仕様)ので、殴ることに集中する専用の連携エンジンを組みました。
エクゼンレイター → ルドラストーム → エヴィセレイション → ルドラストーム
この並びをTP1000ごとに1手ずつ進めていき、1周し終えたら30秒の休み時間に入ります。休み時間中だけステップ・Rフラリッシュ・Vフラリッシュ・サンバ維持を使ってTP/FMを整え、連携実行中はそれらを一切使わず、本当にWSだけを撃ち続けます。
//dnc saberpattern 1
//dnc saberwstp 1000
Tフラリッシュ→ウェポンスキルの即時コンボ(剣の舞い以外の単発運用)
これは剣の舞いの連携パターンとは別枠の機能です。FMを3つ以上ためて、TPが1000を超えたタイミングで、Tフラリッシュ(次の一撃が確定トリプルアタックになる)を挟んでからウェポンスキルを撃ちます。
//dnc flourish3 ternary
//dnc ternarytp 1000
//dnc fmmax 6
ここで一つハマった点があります。もともとのRフラリッシュのロジックだと「FMが1貯まったらすぐ使う」設定にしていたため、Tフラに必要なFM3まで一度も貯まらないという問題が起きました。Tフラ運用中はFMが上限に達するまでRフラを我慢する、という調整を入れて解決しています(※剣の舞いの連携パターン自体はもうこの仕組みを使っていないので、この節は剣の舞い以外での単発WS運用の話です)。
扇の舞い中の立ち回り
扇の舞い中はサンバが使えなくなる代わりに、ワルツで回復できます。ただし何もしないとTPが枯渇して回復すらできなくなるので、扇の舞い中もステップ→Rフラリッシュでこまめにためる動きを入れました。ウェポンスキルは一切撃たず、回復に徹します。
回復専念モード
HPやスタンスの状況に関係なく、「ステップ→Rフラでためる、WSは撃たない」という回復寄りの行動だけを強制するスイッチです。剣の舞い・扇の舞いのキャスト自体は行わないので、今のスタンス(あるいは無スタンス)はそのまま維持されます。
//dnc healmode on
盾専念モード
新しく追加したモードです。Aフラリッシュ(敵対心誘導)を使いながら殴りつつ、TPが3000に到達してから20秒間その水準を維持できたらウェポンスキルを撃つ、という立ち回りにしています。すぐ撃たずに少し溜めておくことで、殴りとAフラでの敵対心稼ぎに時間を使う狙いです。
//dnc tankmode on
このモード中は、通常のTP閾値によるWS発動やTフラコンボは動かず、上記のTP3000保持ロジックだけがWSを管理します。
コマンド一覧(初期値から変えたい時用)
前述の通り、基本項目は導入するだけで最初から入っていますが、自分の環境に合わせて数値を変えたい時のために、全項目のコマンドをまとめておきます。上から順にコピペすればOKです。
■ 大枠のスイッチ(導入時に自動でON。念のためのコマンド)
//dnc actions on 自動化の大元スイッチ
//dnc ja on ステップ・フラリッシュの自動化
//dnc ws on ウェポンスキルの自動発動
■ ウェポンスキル設定
//dnc wstp 2500 通常時(剣の舞い以外)のWS発動TP閾値
//dnc saberwstp 1000 剣の舞い中専用のWS発動TP閾値(連携パターンはこちらを使う)
//dnc useflourish on wstp到達時、Wフラで連携効果を付けてからWS(剣の舞い以外での話)
//dnc minwshp 1 WSを許可する敵の最低HP%(雑魚戦でも撃てるよう低めに)
■ 剣の舞い中の連携パターン
//dnc saberpattern 1 パターン①:エクゼンレイター→ルドラストーム→エヴィセレイション→ルドラストーム
//dnc saberpattern 2 パターン②:Wフラ+エヴィセレイション→ピリックレオス→エヴィセレイション→ルドラストーム
■ Tフラ→WS専用トリガー(剣の舞い以外で単発運用したい時)
//dnc flourish3 ternary Tフラリッシュを使う設定
//dnc ternarytp 1000 TP1000以上・FM3以上そろった瞬間、通常閾値を待たずTフラ→即WS
■ フラリッシュI(V/A/D)選択
//dnc flourish1 violent Vフラ(スタン、剣の舞いの休み時間に使用)
■ フィニシングムーブ上限
//dnc fmmax 6 FM上限(ジョブポイント次第で実測値に合わせる)
■ 回復(ワルツ)
//dnc waltz on 自己回復ワルツを有効化
//dnc waltzhp 75 発動HP閾値(パーティ回復・ディバインワルツ判定も同じ基準)
//dnc waltzpt on パーティメンバーも回復対象に含める
//dnc na on ヒーリングワルツ(状態異常回復)を自分・パーティに自動発動
■ サンバ
//dnc samba haste ヘイストサンバを自動維持(剣の舞いの連携実行中は使わず、休み時間のみ)
■ 剣の舞い自動切替・自動キャンセル
//dnc autostance on 剣の舞いをリキャスト明け次第、即座に自動維持(TP待ちなし)
//dnc autocancel on HP低下時に剣の舞いを自動キャンセル(外部アドオン不要)
//dnc cancelhp 40 この%以下(自分orパーティ誰か)で剣の舞いをキャンセル
■ 盾専念モード(任意)
//dnc tankmode off On中はAフラで敵対心稼ぎ、TP3000を20秒維持してからWS。扇の舞いはこのモード専用
■ 回復専念・攻撃専念モード(任意、状況に応じて)
//dnc healmode off On中は実際のスタンスに関わらず回復専念行動を強制
//dnc attackmode off On中は実際のスタンスに関わらず剣の舞いの攻撃ロジックを強制
■ 反映
//dnc save 設定を保存
//dnc active 反映結果を確認
サポ踊りの場合はどうなる?
剣の舞い・扇の舞いはメイン職踊り子専用(レベル77以降のジョブ特性)なので、サポ踊りでは使えません。この点はコード側でもちゃんと考慮していて、スタンス自動切替やTフラ・Bフラ・Cフラのコンボ系ロジックは、すべて「メイン職が踊り子の時だけ」動く条件を付けてあります。
サポ踊りの場合は、常に通常モード扱いになり、動きはシンプルです。
- ボックスステップでFMを構築
- FMが貯まったらRフラリッシュで即TPに変換
- FM2以上あればVフラリッシュでスタンを狙う
ワルツによる自己回復・ヒーリングワルツはサブでも使えるので、回復役としての運用はメインと変わりません。派手さはないですが、堅実に殴りつつ回復もできる、という立ち位置です。
完成した AutoDNC.lua
コードが長いので、記事には埋め込まずファイルとして置いておきます。ダウンロードして AutoDNC.lua として保存すれば使えます。
AutoDNC.lua をダウンロード
まとめ
剣の舞い・扇の舞いを手動で切り替えるのは正直めんどくさいので、これが自動化できたのは地味に快適です。
正直、自分は踊り子についてそこまで詳しいわけではなく、今回の連携パターンやTP閾値の数値も手探りで決めた部分が多いです。「こうした方がもっとDPSが上がるよ」といったアドバイスがあれば、コメントで教えてもらえると嬉しいです。
あと、対応できる範囲・できない範囲もあると思うので、その点はご了承ください。
コメント